2017年4月1日土曜日

1/150パトレイバーを作る(2)3Dプリンタ、様々な困難と解決への希望。

近頃のワタクシ、その2。


いろんな事で挫折してた1/150パトレイバー。

まず出力費用がデカくなりそうで挫折。
あと、1/144でもっとうまくやってるヒトがいて挫折。


モデリングは出来てきたんだけどね、
どうにも情報量の付け方とか上手く行かない。


かなりデータは出来てきたんだけども。

第一、二次創作ものに私が手を出すこともうまく頭の中で処理できなくて。
まあ、そこの折り合いがなかなかつかず。
なかなか苦しんだ末に、


苦しんだ後は雨が上がるようにすっきりと。
こんな絵をSAIで描いてみたり。


で、だいぶ割り切れてきた頃、こんなポスターが出来てた。


KATO本社、KATOホビーセンターにこうやって貼ってあるらしい。

これじゃ、もう、やらないわけにはいかないよねえ。

ただ、出力費の問題はどうしてもネックで。
これが、データができあがらないと全く見当もつかない。
でもデータ完成させて、やっぱり高くてダメ、ってなったら目も当てられない。

というわけで、実は事前に別のデータをDMMに送り込んでました。


それはこの香椎さんのデータ。
3Dプリント用のデータは前に作ってあったんだけど、
納期、サポート体制、そして出力費の目安を見たくて、
今回DMMにテスト出力して貰うことにしました。

まず値段を見たかった。データ出来てないと見積もりも出来ないから。
データができて、見積もりがでた。

値段は、45.179mm*37.168mm*123.132mmで
ノーマルナイロンが2764円。
クリアアクリルが9656円。
ウルトラアクリルが10271円。
エクストリームアクリルが19717円。

ちなみにアルミでも出せる、アルミだと110520円。ひいいい。
チタンだと64629円。
ガラスだと56167円。
マルエージング鋼だと157916円!!!

これは容積によるので値段は難しいんだけど、
とりあえず今回、ノーマルナイロンで出力を依頼。
すると、細かいとこはナイロンではでないよ、壊れるよ、
アクリルでないとヤバいよ、とDMMから連絡アリ。
まあ、でも今回はお金がないのでナイロンでそのままお願いします。

発注日3月23日。
その材質のやりとりは3月24日頃。
出力開始の連絡が来たのが3月28日。
まあこれ、エクスプレスサービスってのがあって、
有料でチョイ早くできるらしいけど、
そこは今回はノーマルで。
で、発送完了3月31日。
で、到着4月1日。

まあこの納期も、混雑状況が読めないけれど、
DMMの対応がよかったので、参考になる。

で、届いた。


ベースは自分で後で紙貼ってつけた。
私のモデリングがおかしくて、この人形、自律できないの。重心おかしくて。
サポート材は除去済み。綺麗にこのまま梱包されて届いた。




あちこちゴツゴツなのは私の3Dデータがゴツゴツだからです。
ええ。レンダリングするときはスムージング働いて見えてただけなのね。




たった一枚のアクリル板を立てただけのアクリルフィギュアとは
やはり存在感が全然違う。
カラーはついてないけど、
カラーつけると5万超えるんだよね。
でもこのホワイトでも楽しい。


うふふふふふ。これは楽しい。



顔はこんな感じ。
モデリングが甘い割にはなんとかでてる。DMMすげえ。


だいぶディテールは潰れてるけど、
これ、ナイロンではよくでてる方だと思う。
無理すれば壊れて造形不能だったんだし。
ほんとうは銃口が抜けてたりしてたんだけども。
ほんとはアクリルで出せばそれぜんぶ抜けてでるんだよね。
ただ、今の私に1万円越えはしんどい。


だいたいもとの人体のモデリング自身が
Shade内でアニメさせたりするようにしてたハイポリでもローポリでもないので、
いろいろと無理なんだよね。それは承知の上。


でもそのうち、これも綺麗に3Dモデルもっと作りこんで、
アクリルで出力したいなあ。


ちなみにアクリル板のフィギュアがこのサイズで2300円。
うっ、3Dプリンタ、データさえ作れれば結構コスパいいぞ!

あと容積とサイズ的に、
パトレイバーを1/150で作ってアクリルで出しても、
それほどベラボーな値段にはならないかも。
大きさ的にはこれより小さいし。

ちょっと希望が出てきた。

というわけで、やってよかったので、
少しずつまた1/150パトレイバーも進めてみます。

小説でデカい作品やってるから、その合間ですが。

合間とは言え、全力ではあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿