2015年10月2日金曜日

君が笑ってくれるなら・動かせる横取り装置を作ってみる。

 200投稿記念。



 鉄研でいずやってる中で、

 6センチマイクロセクションの話を出すんだけど、

 それで、小さな保線基地を作る話を書いた。


 その話はいずれどこかで公開するとして。


 できると書いたからにはやってみせようと思うのがいつもの私の暴走の始まり。

 いつものように病院に通って、帰りに役所をを回って、ついでに模型店へ。

 材料を仕入れて、


こんな感じに作ろうと。


線路のところに重機が通れるように仮の渡板を設置。

重機の模型を私が持ってないので、代わりに87式AW置いてある。

イメージとしては「小さな保線基地だったんだけど、最近線路とか施設工事の前線基地になって、

軌陸車とか重機とかが夜間になるとバンバン活動する拠点となっている」

という感じにしたいのです。





分岐のところはこんな感じに。

横取り装置にしてみます。

横取り装置ってのは、分岐器なんだけど、

本線側の線路を、組み立て式とか移動式の分岐装置で、

保線車とかが乗り越えて分岐側に分岐する分岐器なのね。

これだと本線側のレールに分岐の切れ目入れてフログレールにしなくても分岐できる。

レールに切れ目の入らない本線は保守の面でも何かと良いという。

重たい営業列車とかは分岐できないけど、軽い保線車両なら無問題。

横取り装置 - 保線ウィキ

こんなのね。



フレキシブルレールを曲げてちょっとヤスって半田付け。

実物の横取り装置では本線の線路に何も加工しないんだけど、

模型なので、迂闊にブラブラさせてると通過する本線の車両を支障しかねない。

で、固定するならハンダ付けしちゃおうと。




で、ダミー、置いてあるだけにしておこうと思ったんだけど、

動かしたらウケるかな、と思ってしまった。

まあ、手で動かすわけだけど、

パタンパタンとできたら面白いかなと。


で、やってみた。

やって見ちゃったのです。



とりあえずヒンジをどうするか思いつかなかったので、位置だけ確認。

ヒンジがメンドイのね。

で、ヒンジはなんとかしても、

今度は、Nの台車、フランジ高くて、

本線の線路嵩上げしても乗り越えられないのね。


でも、結果、こんな感じに。

これが分岐側の時。


これが本線が営業中の時。



で、こんな具合に動かせる。


ほんとはもっと滑らかに乗り越せるようにしたかったんだけどね。

限界かも。ヒンジのところもギリギリだし。







苦闘中なので塗装とか剥げてる。

乗り越える横取り装置がこんな色なのは、

実際こう塗ってる実物の写真があったので。

たしかに、こう塗っとかないで気付かずに列車が突っ込んだら脱線しちゃうもんね。

実はこの模型の横取り装置も、使用中のままにしてたら脱線しちゃう。危ない。




ちなみに模型、Nゲージでこの横取り装置作ってる例、ググッてもあんま出てこなかった。

しかも、動かせるようにしてる例は見つからなかった。


まあ、これ、動かしてどうなるもんでもないんですが。


というか、こんなもんに半日使ってしまった……。


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